知っておいて役に立つ和菓子のマナー!!

和菓子の食べ方マナー

和洋中のテーブルマナーがある様に和菓子の食べ方、贈り方にもマナーがあります。
知らないよりは知っていた方がしどろもどろにならずに済みますし、恥をかくこともありません。
心にも余裕ができます!いざという時はこのページのことを思い出していただけると嬉しいです!

和菓子の食べ方

★もなか・大福・笹餅など
あまり大きくないもなかや大福はそのまま片手で持って食べます。
その際に菓子皿や懐紙をもう片方の手で持ち、皮や粉が下に落ちないようにします。
笹餅は笹の葉ごと持って食べれば手が汚れません。

★おはぎ・上生菓子
添えられた菓子楊枝などを使い、一口大に切って刺し、落ちへとはこびます。
※手に持ってはダメですよ!

★干菓子
一つずつつまんで、口へ運びます。

★たい焼き・まんじゅう・今川焼・月餅など
手で一口大に割ってから口へ運びます。
大きなまんじゅうや月餅をあらかじめ包丁で一人分ずつに切り分けたものが菓子皿に盛りつけてある場合は、菓子楊枝を使いましょう。

★だんご
片側半分を食べ、串を返して反対側を食べると見苦しくありません。

★ぜんざい・しるこ
椀を片手に持ち、箸で少しずつ口に入れます。
白玉は一口で食べ、大きめの餅は噛み切りながら食べましょう。

贈り物にもマナーがある

公私にかかわらず、企業やお宅訪問時に菓子折りを持っていくとみなさん喜んでくれます。
また、会食やパーティーなどへ手ぶらで行くのはマナー違反とされています。
最近は、コンビニで菓子折りを販売しているのも当たり前になってきました。
しかし、よりおもてなしの心を相手に伝えるには季節に合った和菓子が一番!
そして、オフィスへの差し入れは、食べやすく、手の汚れにくい個包装を!
食べる時のことまで考えて品物を選ぶところが、さすが日本人!
古来から忌み嫌われる数字もあるので、お祝いの席へ持っていく際には詰め合わせの数にも気をつけましょうね!

縁起物
★丸
丸(円)は円満を意味するため、まんじゅうや大福などの丸い形の和菓子はおめでたい席には欠かせません。
正月の鏡餅にも丸い餅を重ねる慣わしがありますね!
★大福
大福ははじめ、腹もちがよく「腹太餅」と呼ばれていました。
「腹太餅」から「大腹餅」となり、やがて「腹」が佳字である「福」へと置き換えられました。
現在は「福を招くお菓子」として大福を配る地域もありますね!
★鶴と亀
鶴は千年、亀は万年というように、長寿を象徴する動物とされています。
慶事用の干菓子にも鶴と亀が多いですよね!
★紅白
日本では昔からおめでたい色とされていますね!
紅白まんじゅうがその代表です。
★鯛
紅い色がおめでたい色であり、めで「たい」ということで祝いの席に欠かせない魚とされています。
鯛といえばみんな大好き、あんこがたっぷりのたい焼きが有名ですよね!
でも昔は鯛の形をかたどった砂糖菓子も多くみられたんですよ!
★七福神
農民や漁民を中心に信仰され受け継がれてきた七人の神様。
人形焼といえば七福神ですよね!

あんこって沢山のシュツエーションに使ってもらえて、あんこ屋としてとっても嬉しくなりますし、誇りに感じます。

 

 

 

書いている人

深沢 貴之
深沢 貴之
職業「三代目 卯之助」/深澤製餡所 代表/サプリパーク代表/自分達がつくったもので、ホッとしたひとときや元気になるきっかけを感じてもらえたら嬉しいな/好きな食べ物 ちくわ 特にちくわ天/日本ちくわ天協会会長/フロリダちくわ天部部員/趣味 スキューバダイビング ・きっとゴルフ/エクスマ80期/フロリダ族  

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